価値のジレンマ・・・・No.1 出逢う人で人生が決まり、付き合う人で自身の価値は変わる
コラム
リンクトイン
愉しく充実した人生を過ごすには、「どんな人と時間(人生)を共有化しているか」が問われることに気づきます。
どんな人と時間を過ごすかによって自身の価値は決定づけられ、その人の人生は決まる
人生は愉しむためにある。これが、私のポリシーです。人生を愉しむために、仕事も相応の収入が得られるように努めて取り組んでいます。愉しく充実した人生を過ごすには、「どんな人と時間(人生)を共有化しているか」が問われることに気づきます。
ジム・ローン(Jim Rohn コンサルタントであり起業家、そして作家。 1930年9月17日~2009年12月5日没)は「あなたは、もっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である」という指摘をしました。彼のこの言葉は「どんな人と時間を過ごすかによって自身の価値は決定づけられ、その人の人生は決まる」ことを示唆しているようです。
人は成長し、大人になっていくにつれて、付き合う人は変わっていきます。縁遠くなる人がいる一方で、知り合った年数は短くても旧知のように理解し合い、たえず刺激を与えあう人も存在します。
「同窓会に出掛けたところ、過去の思い出話に終始する人ばかりで、早々に退散した」と懇意な経営者が話してくれたことがありました。変えられない過去の話ではなく、これから自身でシナリオを描いていける現在から未来の話を、彼はしたかったのです。
その価値を認め、価値ある存在として大事にしている人を、自身で想起してみました。これから先も時間を共有化していきたい人かどうかも考えてみました。浮かび上がった人たちは、やはり現在から未来の話ができる人たちでした。
ジム・ローンは「成功とは、自分がそれに相応しい人間になることで、引き寄せるものだ」と指摘しています。自分が相手に相応しいかどうか。それは自分が相応しい人間になるように生きてきたかが、問われているようです。